第66話

通路脇には早速 墓石が立ち並び、

The 墓地、墓地 of 墓地

という暗い雰囲気だ。



先に行った上側の墓地に比べたら

通路に迫るように並んでいるので

横並びでは歩けず、ユウを先頭に

後をついて行く格好のあなた。




「ちゃんとはぐれないように

 ついてきなよ?」



後ろを振り向いてユウがそう言うと、

あなたは ハイハイ、と

軽く返事をした。

この場所に踏み入れることに、

あなたはまだ納得いっていない様子だ。



ただ、無言で通路を歩いてゆく…














「イママデノウラミヲカエスヨ」



ゴゴゴゴゴゴ!!







突然、両サイドの墓石が崩れてきた!



―ユウ!!―

ズズズ・・・









ゴッ 



ガンッ




ガガン…






ゴゴゴゴゴ…













カラ…



   カラ ッ…

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