第54話

「畳の下に…


     隠し通路!」





現れたのは、地下へと続く石の階段。



肩幅位の小さな入り口が、

まるで手招きするかのように…

闇の中へと誘おうとしている。






「・・・。」






あなたは、ユウと顔を見合わせ


意を決する顔で コクンと頷き


順に 地下道へと続く入口へと

入っていった…

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