第27話

「前回、確かに地面に叩きつけられた

 感覚はあったんだけど…


 目覚めたらノーダメージで、


 ホント不思議〜」




ユウの話を聞きながら、あなたも

疑問を抱いていたことがあった。




― 何故、お腹が空かないのかな? ―




こうして行動している間も、

再び目を覚ました時も、

何故か空腹にならない。

不思議で仕方がない…と、あなたは言う。





「もしかして、

 この世界って死なないように

 なってるのかな?


 木から落っこちてもノーダメ、


 歩き回っててもハラ減らないとか


 ヤバくない?」





ユウが言うことにも一理ある、と

あなたはうなづく。

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