第364話

―――――――――――――――――――…



「では、開封っ!」




伊奈の掛け声で各自、手持ちのカードを確認

すると…





  「キャーーー!!

   13だ!


   浜西くんたちの、めっちゃ

   凄かったんだね!」




澄楓すみかチームはジョーカーに次いで

高スコアのカードをGET


ジュエルの目測は正しかったようだ。




「9・・・



 ジョーカーじゃないだと…?」




東山チームは可もなく不可もない数字。


譲り愛カードよりは高いが、

譲り受けたカードが高スコアの場合、

恩を感じ合格率で譲ってくれたチームの

人を指名してくれる事が多いため、

見た目以上に高い数字とは言えない。





  「えーーーーー!???」






一際大きな声を上げたのは、

仙北からカードを譲り受けた虹湖チーム。



それもそのはず




  「ジョーカー!?


   ほんとにぃ!??



   やっっっっ…たぁ〜〜!!!」





会心の笑みを浮かべ喜ぶ5人。


仙北はじめ、浜西たちも遠目から拍手を

送っている。





「ジョーカーを見事GETしたチームには


 総理が提供してくださった、

 アムゾンギフトカード100万円分が

 贈られる!


 しかも、1人100万円だ!」




おぉお〜〜〜!!

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