第363話
「
マジで助かったよ
タイミング絶妙だった!
みんな〜!
この封筒が…!」
…と、一瞬だけ視線を封筒に誘導する
ことに成功した仙北。
その一瞬の隙を利用し、
「あれ?
あの子、消えた??
仙北くんのイリュージョンなの?」
「あーん、話したかったのにー」
「まだ身体が痺れたみたいに
なってるー…
見て? ピクピクしちゃってるの」
ざわめきは少しづつ収まっていった。
「ごめん、仙北くん
ヒドいこと言っちゃって…」
「イヤ、俺こそごめん
調子に乗って難易度高いイリュージョン
なんかやったばっかりにさ」
「コレ、ホントにいいの?
せっかく見つけてくれたカード
なのに…」
「もちろんいいよ。
俺ら全員で決めたことだから」
「ありがとう
もしいいカード入ってたら
ご飯一緒に食べようね?」
「虹湖ちゃん…」
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