第324話
「可愛い顔してるねぇ、彼女ら
制服もかわいーなぁ〜〜〜」
糸、さな、舞の3人を 黄瀬山高校の学ラン3人が囲っている。
「お勉強ばっかじゃ疲れるでしょ?
ボクらと ちょーっと 楽しいお勉強
しようよ?」
「ちょっと やめてください!
離して…!
警察呼びますよ!?」
糸は両肩をがっしりと掴まれてしまい、
見動きが取れない。
「糸!
あんたらねぇ、
大概にしないと大声出すわよ!?」
「マイちゃんっての、キミ?
そんなキーホルダーつけちゃって
個人情報丸出しじゃ〜ん?
キミもかわいい顔してるねぇ」
「ちょーっとそこの路地裏でさ、
楽しいことしちゃおうよ?
青春の1ページだとおもってさぁ」
ガシッ!!
「 (だ…誰か…!!
助け… !!!) 」
抵抗はするものの、何も状況は変わらない。叫ぼうにも、声が出ない。
3人とも、男たちに力ずくで路地裏の方に引っ張られて行く。
運が悪いのか、または狙ったものなのか
駅の南口は人通りが少ない時間帯があり、
周りには誰も居ない。
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