…――――――――――――――――――――

「てめぇ、何ガンつけてんだよ？」

「いや…これは生まれつきで…！」

「だったら俺が顔面手術してやっからよ

　ありがたく思えやオラァ！！」

バキィッ！！

「うぁっ！！」

「大切な仲間に…手を出すな…」

「なんだお前！？

　や、やめろ…！！

　ぐあぁ…っ！！」

「ジ…ジャガンくん…！」

――――――――――――――――――――…

過去、宝（ジュエル）に助けられたときの映像が悠馬の脳裏にフラッシュバックした。

「そうだ…

　こんなとこで震えてる場合じゃない…

　あのときの、ジャガンくんみたいに

　守りたい人は　

　自分の手で守らなきゃ！

　このまま、糸に　情けない姿を

　見せたまんまじゃ…

　俺は一生後悔する…

　二度と、糸に顔向け出来ない！」

ガチャッ！！

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