第285話

蕾を指で弄られながら、


舌先の感触は ばなに向かい 

波の間隔を速める。




『はぁ…っ 

   

  あ…   んっ



 はぁん   … っ



      あん…    』





切なくも愛狂おしい脈動が

体中を駆け巡らせる。






『ぁ… 凄…



  いやん… 



 はぁん…   だめ…』







秘め花の形をなぞるように、

舌先に愛でられる…





『ぁぁ… っ



  あっ  ああっ』





ビクっ…  ビクンっ!






花の蜜を潤わせながら…


身体を痙攣させながら…


全身を痺れさせる波が、連続で走る。





『はぁ… はぁ…


  はぁん…♡  



  あっ   あん…っ


    あん♡   


         あんっ…♡』




仰向けのまま、枕を掴む手に力が入る。

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