第239話
「ジュエル」
「?」
「お前のパートナー、
こんな風になる未来は、
視えなかった
ユーレギンは、
何か隠しているかもしれねぇ
・・・気をつけな」
「ありがとうございます…
まさか、あなたから
こんな風に助けられる時が
くるなんて…
夢にも思いませんでしたよ」
「ふ…
なかなか いい波長になったぜ?
俺の後継者になるだけはある
・・・それとな、
10月から先の未来が視えねぇ…
もしかすると、
歴史が変わろうとしているのかも
しれねぇな
もう一度言うが、
気をつける事だ…
…じゃあな」
「勝手に、
後継者にしないでくださいよ
…じゃあ、僕も行きますね」
長い金髪をなびかせ、
台苑条は踵を返してこの場を後にした。
ユーレギンが待つ、奥の部屋へと進んだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます