第191話

キィ…ン


 キィィ…ン



     キィィ…ン





「うっ…!」





ジュエルくん!?


 大丈夫??』





危険から遠ざかった筈が、

先程よりも強い警告音に見舞われたジュエル



周りには一般人が居るが、

何処から鳴っているのか、

音源の特定までは出来ない。





「何故 まだ鳴り続ける?


 (撒いたわけでは無かったのか!?


 完全ではないにしろ、

 気配をコントロール出来る人が

 存在する…!?)」





プシュゥーーッ…





シャトルバスの扉が閉まる。

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