第156話

『そこ…


  あん…


  だめ だよ  …っ


    だめ  …なのに…



      はぁん…っ♡』







小さく周っていた指先は



するする…っと 瞬く間に



ヘソ下の 薄布と


   肌の境目に潜りこんで…





なだらかな丘から 



電気信号と 溢れる蜜を求めて 



渓谷クレバスの方へと滑り込んでいった

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