第154話

触れた部分に帯びた熱が、


電気信号に変わり、…蜜を潤わせ…






『ぁ… ぁんっ…


  だめ…   んんっ…』





闇に包まれながら 泉水は


声を漏らし


  身体を仰け反らせ 天を仰ぐ







薄布越しにいじめてくる手を制止すれば


胸の蕾の方に 指先をあてられて…




『…んっ… 』




制止するはずだった手は 


機能セキュリティを果たせず


易々と 淫らな指の動きを許してしまう

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