第153話

泉水の身体をとらえたその細い指先は



ゆっくりと、着実に…






すす…  す… 







と、敏感な部位に向かってゆく







(ん・・・


 だめ…


     声… でちゃう…)







上部は、服の上から 手のひらの圧力で


胸の形に沿うように 



みだらにほぐされ…





厚い布に隠された蕾が かたく上向くと




微かに触れる指の軌跡にらされて…





押し寄せる波の間隔が



次第に狭くなってゆく…







同時に 下部は…


甘く肌に触れる 他の指の 先端きっさきが、


太ももの内側をなぞらって…



躊躇ためらうように 往復しながら



躊躇いもなく 薄布の上にまで


わせてきて…






薄布と一体になった "ばな" の、

小さな突起のあたり…



くるくると小さくサークルを描くように


優しい刺激で 


電気ボタンをいじめてくる







 ピクン…    ピクン! 〜♡

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