第103話
先程
泉水はずっと引っ掛かっていた。
『今、寝坊したって言ってたけど…
どうして
ここに来てくれたの?
すごい不思議なんだけど…』
「あぁ、それはね…
思い出した・・・」
(サングラス… 効果はあるけど
意味ねぇぇぇ〜〜〜!!
サングラス越しに見られても、
こっちは脚ガックガクの
背中ゾックゾクよ!
さっきから鳥肌止まらないんですけど!)
「夢を見るんだ。
僕が、守らなきゃ…と思った人の
予知夢みたいなやつ」
『予知夢か…
なるほど…
夢でこの光景を見て、
それでここに来てくれたのね?
でも、なんで時間までわかったの?』
「僕の場合、
正確な時間までわかっちゃうんだ」
『へぇ〜! そうなんだ!
すっごい便利じゃない! それ
いろいろと応用出来そうだし!』
「そうでもないよ?
予知夢は、僕が好きな人のためにしか
発動しないし たまにバグって
全く関係ない人の追体験とか
夢の中でしちゃうこともあるし…」
さらに、
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