第65話

~準決勝第一試合 C班 vs F班~



Pi~~~~~~~~~~!!!!





ここでメンバー紹介



C班のゴールキーパーはマツタケこと松田



ディフェンスは左から篠崎カノン、

湯方まつり、築野目あやめ の

女子3人



オフェンスは左から射沙波、

ケアルの男子2名




対するF班のゴールキーパーは

エロの総本山・鰻丸



そしてディフェンスには左から

虹越ノエル、魚狸ファルコ、美竹ゆちか の

男女混成3名



オフェンスには左から

宇佐美うさぎ、一法師サトル の2名



松田

「気合い入れテくぞおぉーーー

         ~~オぉ⤴⤴⤴」


慣れない掛け声にいきなり松田の声が裏返る


篠崎

「くすっ・・・」


ケアル

「ちょ・・・

    試合中はカンベンしてよ~~!!」



松田ボイスのせいで 

ボールを持っていたケアルが魚狸に奪われる



魚狸

「うぃっしゅ! 

   ガンガンいくぜっ!」



虹越

「おっ、ちょっとカッコイイ

   かも・・・」



魚狸

「サトル!」


しかし、ファルコのキックはボールを

かすめただけに終わる



虹越

「前言撤回・・・」




射沙波

「ナイスパァス!」



ボールはイザナミに渡る



サッカー経験がないにもかかわらず、

美竹と一法師をドリブルでかわす



射沙波

「フハハ! 甘いな三法師!

    ドリブルファンタジスタ

    イザナミの舞を見るがいい!!」



織原

「すーぐ調子に乗るんだから…」



恋羽

「でも、イザナミくん 

   すごいかも・・・!」



ついにキーパーと1対1 





鰻丸

「止める!!!」



   

美竹

「ウナギ、止めて~~~!!」




虹越

「ウナギ~~~!!!

   お願い!!!」




このとき、鰻丸の耳は次のように

女子2人の声を受け取った



美竹

「ウナギ、

   アタシを好きにして??」


虹越

「ウナギ~~~、

   お願い、いっぱい抱いて??」




鰻丸

「うおおおおおおお!!!!!

   マジっすか!??

   二人もいっぺんに、

   いいんすか!!???」




射沙波

「ス・・・隙が無い・・・だと!?


    なんて気迫だ・・・!! 


    ビリビリと圧を

    感じやがる・・・!!


    ウナギが…

    クジラに化けた!??」



しかし、


それが不幸にも

男子の血流を操作することになろうとは…





鰻丸

「しまった・・・!!!


   俺のウナギ丸キャノンが

   天を衝いている・・・!!


   …突きすぎちゃったかも

   しれません!!!」



鰻丸は腰を引かせたまま、


手で股間のあたりを押さえてしまう




射沙波

「なんだ? 圧が消えた!?


    急にクジラがメダカに…??」




左右ガラ空きとなったゴールの左隅に

イザナミのシュートが炸裂した!!




射沙波

「イエーーーーーーーース!!!!


    ウィー アー C!!!」



右手で「C」のマークを作って

パフォーマンスするイザナミ



宇佐美

「キャーー!!キャーーー!!!

    かっこいい~~~~~!!!」



美竹

「ウサピョン、

   アンタ 敵を応援してどーすんの?」



一法師

「(くっそー、

     ウサぴょんのハートを

     動かしやがってぇ~~~

     この、イザナミ

     ・・・ くんめぇ!)」





魚狸

「・・・サトル、

   俺にボールをくれるか・・・?」



一法師

「ファルコ・・・


    …お前・・・!!」



魚狸

「あぁ・・・


   どうやらこの封印を解く時が

   来たようだ・・・」





ドサッ!! 



・・・ドサッ!!






魚狸は足首に巻いていた片側5kgの

パワーアンクルを外した





魚狸

「お遊びは、


   …ここまでだぜ・・・?」

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