第34話
宇佐美
「(かっこいいー・・・
蒼い瞳・・・ 鋭い眼・・・
楽しいな…
イザナミくんと卓球・・・)」
~宇佐美の妄想~
宇佐美
「それっ!
やったぁ!
スマッシュきまったぁ!」
イザナミ「うおおっ! やられた!
さっすが、
うさぴょんは ウメぇなぁ」
頭をナデナデ
宇佐美
「イザナミくん・・・
好き・・・」
イザナミ
「・・・うさぴょん、
イヤ
うさぎ・・・
・・・俺も・・・ 」
縮まっていく唇と唇・・・
~妄想ここまで~
宇佐美
「きゃーーーーーーーーー!!!!!
それ以上はだめぇん♡♡」
射沙波
「うおお!?? なんだ????」
顔を覆って飛び跳ねるうさぎと
ビクっとしながら 体をすくめるイザナミ
湯方
「ホラ、うさぴょん
ほう~…っとしてないで
次いくよ~?」
宇佐美
「あ、ゴメン!
・・・じゃぁ
これも決めるよ~~~」
カコーーン!!
今度はイザナミに向けて飛んでいくピンポン
射沙波
「これは
これ以上点はやらーん!」
カコーーーン!
湯方に返るピンポン
湯方
「まだまだぁ!」
カコーーーン!!
再び射沙波の元へと帰ってくるピンポン
射沙波
「おし! 決めるっ!!!」
スパーーーーーン!!!!
射沙波のスマッシュはボールの芯をとらえ、
宇佐美の手前に綺麗な球筋を描いて放たれた
そしてその球はテーブルに着弾するや否や
ほどよい角度で離陸し・・・
うさぴょん の うさぴょん を直撃した
宇佐美
「いやぁーん、
イザナミくんのえっちぃ♡」」
射沙波
「あ・・・ あ・・・」
鰻丸
「・・・!!!
なん・・・
だと・・・!?」
渡船
「・・・イザナミくん・・・
あなたという人は・・・」
滑子
「うさぴょん
…
横で体育座りしていた鰻丸と滑子は
即座に立ち上がった
そして心のトンネルに
えっちぃ♡ …えっちぃ♡
…えっちぃ♡ …えっちぃ♡
ズキューーーーーン…
射沙波
「小雪セン・・・
ちょっとトイレいってきまーす」
鰻丸&滑子&渡船
「ボ・・・ボクたちも
ちょっと・・・
お供しまーす」
「うおーーーーっ!!
ラビーーーーット!!!」
タタタタタタ・・・
紅桜
「なんだなんだ?
授業前に用くらい
足しておきなさいよー・・・ったく」
〜5分後〜
滑子
「イザナミくん、
射沙波
「ボクはちょっとばかり
勉強が足りないようだ・・・
教えてくれるかい?タケシくん」
渡船
「そんなこと
今のボクたちには必要かい?」
鰻丸
「必要だとも・・・
カタチあるもの すべて尊いのだから」
妙に
凛令
「もう時間ないよー?」
射沙波&渡船
「ふぅ…
・・・棄権します・・・」
鰻丸&滑子
「・・・同じく・・・」
満足げな表情を浮かべ、
その場に座り込む4人…
宇佐美
「??」
湯方
「どゆこと・・・?」
凛令
「ふぅー・・・
・・・しょーもな・・・」
勝 宇佐美&湯方 射沙波&渡船 負
隣のグループCからのぞく影・・・
宇田川(真鶴)
「…
〜悩める男子を聖人に変えて〜
(ボソッ)…」
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