第70話
いつの間にか、真緒の体は壁際に追い込まれている。
ルキは真緒を逃すまいと両手で逃げ場を無くす。
はっ!?
この状況はなに!!??
なぜ、壁際に追い込まれているの!?
ルキの顔は怒りに満ちていた。
「ルルルル…ルキッ!!?」
ルキの突然の行動に真緒は混乱する。
怒っている!?
私、変なこと言ったかな…
ただ、恋人のフリはもうやめようって言っただけだよね?
何が問題なんだろう
分からない…
「ルキ…あの…何かまずいことしたかな?」
「うーん…演技はもうやめるんでしょ?」
「うん…はい。」
「なら、いいよね?」
?????
何がいいのか分からない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます