第39話

「ー…ふぅ、解決しましたね。」


莉羅はため息をつく。


「意外と物分かりの良い子でよかったね~」


眞帆も安堵の表情を浮かべる。


「2人ともありがとう。

せっかくだから、アタシの家で飲みましょう?

高いお酒もあるわよ?」


「わー、行きます!」


眞帆は即座に返事をした。



「ケイさん、いきなり行って大丈夫ですか?」


「いいのよ。

2人を接待させて頂戴」


「なら、お邪魔します」


「行きましょう」




3人はデザイナーズマンションに来た。



オートロックを解除し、ケイの玄関前に来た。



「あ、ちょっと、待っててちょうだいね」


先にケイが家に入って行った。

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