第22話

「思ったより買っちゃったわねぇ…」

「重たいよー」

「あっ、そろそろ、休憩しない?

ここのショッピングモールに、

行ってみたかったカフェがあるの!」

「え、行きたいです。

そこで、休憩しましょう!」

「ふふっ、こっちよ」


2人はカフェへと来た。


「へー、ここですか!」

「そっ、ここのスイーツが大人の女性から人気らしいのよ。」

「まさか、偵察ですか⁉︎」

「じゃないわよ。

アンタが好きなスイーツがあるから連れて来たのよ!」

「わたしの…?」

「そっ!

さっ、入るわよ♪」


2人でお店に入ると、上品な色合いの制服を着た美人な女の人が声をかけて来た。


「いらっしゃいませ、何名様で?」

「2名よ」

「お席にご案内致します」


立ち姿が美しい店員について行くと、ブラウンのソファとテーブルがある場所に案内された。


「注文がお決まりになりましたらそちらのボタンを押して、

お知らせください、お伺いいたしますので。

では、ごゆっくり」


綺麗なフォームでお辞儀をすると、店員は離れた。

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