嫉妬

第37話


ホテルの一室にて…


カルマはタバコを吸いながら、ベットに寝ていた。


すると、カルマのスマホが鳴る。


「おや…この番号は誰だ?」


見慣れない番号に、カルマは眉を顰めた。


「ねぇ、出ないの?」


隣に寝ていた女がカルマのスマホを指差す。


「うーん…」


「出ても良いよ?」


甘えた声で、胸板に指を這わせる。


「ありがとう。」


カルマは女の頭を優しく撫でると、スマホを手に持ち、着信に出る。



「ななみさん?」


これはこれは、思いもよらない人からの着信だ。

カルマは起き上がる。


「ぇえ、いいですよ。

待ち合わせましょう」


そして、通話が終わる。


これから始まる出来事に愉悦を感じた。

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