第23話
エレベーター内
「あー、もう、バリアスのケント超カッコイイ!
生で見たら破壊力が半端ないよー
キャー‼︎」
「はははっ、そだね…。」
「あれ、設楽さんはああいうタイプは苦手なのぉ?」
「苦手というか、なんかねー…」
「なにそれ!よく分からないし!
でも、またって言ってなかった?何でだろう…初めて会ったのに、またって可笑しいよね?」
「えっ⁉︎あ、なっ、何でだろうねー?」
上を見ながら、ななみはすっとぼける。
「でも、なんか今日はラッキーかも♪
設楽さん、今日は楽しもう!」
「あっ、うっ、うん!」
ケントに会って心臓が嫌な動き方をしている。
何もやましいことはしていないのに
なんで、こんなに胸がドキドキしているの?
エレベーターは4階に止まった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます