第47話

「時間がもったいないですから、早く行きましょう!」


急かすようにえりは言った。


「分かった。」


こうして、2人はメルヘンちっくなメリーゴーランドに乗った。


終わったら、スタッフの人に写真を渡された。


「見てください、この写真、いい感じで撮れてますよ!

真広さん、カッコいいです!」


そこには、本物のカップルのような2人が居た。


「そう、なら良かったよ。」


「楽しいなぁ〜あっ…」


えりはそう言うと、空を見上げた。


「真広さん、もう、夕方ですね。

時間はまだ大丈夫ですか?」


「最後にあれに乗らない?」


真広が指差した先には、レインボーに光る観覧車があった


「わー!

観覧車なんていつぶりかなぁ…早く行きましょう!」


2人は最後に観覧車に乗ることにした。

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