第42話

新しい新居の生活にも慣れてきて、1週間が経ちました


真広さんから支給されたスマホは全然鳴らず…





だから…色々勉強していました




黒天のことや(ググっただけ)

ファッション、美容、夜のテクニックまで!(AV見ただけ)


「愛人ってこんなに自由時間があるの!?」


最近気づいた事実…


愛人は自由時間が結構ある


その間に自分磨きをがんばります!


輪堂さんに言われた、黒天のトップの愛人に相応しくなれと言われたので、外見だけは抜かりなく整えていた



「真広さん…忙しいのかなー…」


やっぱり、黒天のトップは忙しいんだろうな


それに、本カノの千佳さんとも会っているだろうし…



愛人は何時でも本命の2番手なのだと思い知らされた


少しさみしい気持ちになる


が…こんな事で滅気てはいられない



「履歴書書こうかな!」


就職活動もしていかないと!


いつ、愛人契約を打ち切られてもおかしくない…

世の中、何が起きるか分からないよね。


えりはテーブルで履歴書を書いていく


無心で書いていくので作業が進む…


「あと、10枚書くぞー!!」


「10枚も書くの!?

えり、張り切り過ぎじゃない?」


「このくらい当たり前だよ!」


「ふーん…そんなに俺から離れたいの?」


ぎゅっとえりは抱きしめられる…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る