第27話

「あれ?ぐしょぐしょじゃん…」


「やっ…ちがっ!」


「中を掻き回したらさー…

昨日、俺の出したものが出てくると思う?」


耳元で囁かれた


えりの身体はゾクッと反応する



「試してみようか?」


「いや…!」


ズボっ


水音と共に、真広の指がえりの中に侵入した。


ビリっと電流のようなものが身体中を駆け巡った


「ああんっ!」


自分でも出したことのない声を出した


「声、色っぽいじゃん。

もっと聞かせてよ」


また真広の指が侵入した


「んっ!」


「あー、簡単に入りすぎでしょ」


からかうように真広はいった


「真広さん…やめて…」


「やめてじゃなくてさ…気持ちいいの間違いじゃないの?」


真広の指が上下に動いていく



指が動いただけで快感が全身を襲う


やだやだ!!


気持ちよすぎる!


私じゃないみたい!


「真広さん、動かさないでぇ!」


荒い呼吸でえりはいう


「嫌だ。」


容赦なく真広の指が速度を早くしていく


「やっ!!なんか…変な感じっ!!」


「イクの?」


意識が…!!


頭がフラフラ


なんかゾクゾクときちゃう


もう、何も考えられないー




全身の力が抜けた

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