第40話 タイセーファミリー永遠に
月日の経つのはあっという間
王国暦260年8月30日
セリーグ王国、瑞穂王国、ヨミウリ王国、東京王国の4か国では
日本の料理が溢れ、各種ジャパニーズスイーツも大好評。
まさしく"食は文化なり"国民達の笑顔が絶えない。
国家体制の平和路線変更に成功したメジャー帝国改めジーター王国。
魔の森の魔物討伐は冒険者ギルドに一任。
またタイセーの力添えで、国内各地に職業訓練学校を1,000校設立。
手に職をつけた元軍人50万人を移民として東京王国が引き受けた。(但し元軍人という事もあり、全員犯罪行為ができなくなる洗脳をかけている。)
そんな努力が実を結び200万人の軍人を190万人削減。
10万人の治安維持部隊のみを残すだけになった。
ただ過去の悪行を忘れていない周辺各国は、安全保障条約を結ぶのは早急との姿勢を崩さない。
ジーター国王の努力を無駄にして孤立させるのも良くないと考えたタイセー。
粘り強くCMYT(4か国条約機構)での協議を重ねた結果、東京王国とジーター王国2国間のみの安全保障条約締結なら認めるとの答えを引き出した。
但しジーター王国が再び他国に侵攻した場合
CMYT(4か国条約機構)の条例を東京王国も行使、侵略国家を攻撃するのが条件となる。
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タイセー国王も今年で30歳。
東京江東区からこの世界に来て15年。
人生の半分を過ごしている。
3人の王妃との間に子宝にも恵まれた。
美幸第1王妃との間に
3男 2女
ラブリー第2王妃
3女
フィーブィー第3王妃
3女
王子3人 王女8人の父親である。
しっかり子供を3人授かったラブリーの言い訳
「確かに子は授からないと言ったけど、可愛いお姫様はべつよ♡」
誰もが理解不能な言葉だが、天使のような女の子3人にみんなでれでれである。
特にヨシノブじいじw
フィーブィーとの娘3人
どの娘も理知的で神々しく、まさに女神フィーブィーの生き写し。
フィーブィー教団設立の動きが国民から出たが本人が潰した。
「愚かな民衆達よ、勘違いしてはいけませんよ。この東京王国に宗教は一切認めません。
何故ならタイセー国王様そのものが国民の父なのですから。神は2人もいらないのです。」
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美幸第1王妃
「貴方お話があります。」
「どうした
「出来ました♡」
「そうか!やっとできたか!
「…それは来週最終テストと伝えたはずですが…」
「えっ!あっそうだったな…すまん報告は受けている。来週だったな。するとあれか!」
「あれ?」
「あれだよほら新型充電器。
新太陽光パワー発電の画期的な充電器。
あれさえ完成すればCMYT(4か国条約機構)加盟国に電力輸出も可能だって。
そうかついに出来たか、でかしたぞ
「まだ出来てません…と言うより連結部分の金型を貴方が仕上げると言ってましたよね。
それさえあれば量産化可能なんですが、いつ作ってくれるんですか?」
「……そうか俺待ちだったな…すまん、ジーター王国との安全保障条約を優先してたから忘れていた…明日中に必ず仕上げる。」
「……電力需要はひっ迫してませんので、何時でもいいですから。それより出来たんです、赤ちゃんが…」
美幸第1王妃の報告に
「えっ!!赤ちゃん!」
「はい、来週で3ヶ月目に入るそうです。男の子だそうですよ。」
「本当か、みい。でかしたぞみい何故それを先に言わない!」
「あなたが勝手に1人で喋って言わせないからでしょ。」
「おお、そうかそうか。よっしゃ~四人目の男子か、これで四天王が作れるぞ!」
「…四天王ってまったくw」
パティスリーキハチ東大島店
キハチトライフルロールケーキを1本取り出したタイセー国王。
「お祝いだ
「はい貴方。お茶を入れますね」
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東京王国タイセー初代国王
東京江東区の大蔵大勢の魂が入れ替わり、タイセー・ヨミウリとなったがその人生は幸せだったのか?
末長くお幸せにm(_ _)m
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それから100年後
王国暦360年12月
東京王国
ヒルズ六本木ビル30Fにある映画館では
【勇者タイセー冒険記】
第2シリーズが上映されていた。
東京王国を始めCMYT加盟国やジーター王国等で連日満員御礼の大人気シリーズである。
その内容を少しだけ……
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時は王国暦250年11月
マクガフ公爵家の影部隊
オドア影部隊隊長・Sランク冒険者
「こんな真似してタダで済むと思うなよ。」
タイセー・フォン・ヨミウリ
「タダで済むもなにも全員救出した。お前らもうThe Endなんだがな。」
「マクガフ公爵家に逆らってセリーグ王国で生きていけると思ってるのか?タイセー。」
「あーー御託はいいからサッサッと始めようぜ。つってもお前らレベルじゃ秒殺かな、少しは俺をたのしませろよ。」
「やれ!!」
夜の闇に溶け込む影部隊魔術師20人が一斉に魔法を放つハズだった。
「なんだかんだあーだこーだファイヤーボー…がはっ」
「やーれんそーらんほいのほいストーンバレ…うげっ」
「「「*&#%37[9+@/:_{2\エアカッタ…ぎゃあー ひいー おごおー」」」
「おいおい詠唱なげぇーよ影部隊さんよぉ。そんなんでよく最強暗殺軍団なんて名乗れるよな。恥ずかしくないのか?」
【第1話参照】
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オドア影部隊隊長は収納された後、光洗脳によりタイセーの指示に従い、その一生を魔の森での魔物討伐に捧げたそうです。
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特Sクラスのその後とか
グリフィン皇太子との絡み
ミーナとアレックス兄上の関係
瑞穂Sクラスの2人
何よりSSSランク冒険者タイセーの描写等、描きたいネタはまだまだ尽きないんですが…
いかんせん時間に追われると、精神的に持たないと言うか…
200話とか300話とか500話超の物語ですら普通にあるカクヨムさん。
それだけの物を書ける先生方の発想力、創作力は凄いなと心から尊敬しております。
筆者にはそこまで書く心の持久力は無いようですね。
次は短編小説とかにも挑戦しようかな?ではまたどこかで会えたら宜しくです。
m(_ _)m
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2024/11/2(土)新しい作品公開しました。
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チート織田信長・本能寺を回避1570年"金ケ崎の退き口"前に降臨
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本格的公開はまだ先ですが取りあえず1話だけ。
織田信長が本能寺を回避した場合、しかもチート能力を持って戻って来たら、どういう世の中になるのか?
そんなif戦国物ですが宜しくお願いします。
冒険者ランクSSSタイセー・ヨミウリ人外記 砂町銀座 @zar66
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