捕まった子犬、バーテンダーに愛される？【完結】

第48話

「三浦さんが…っエロくし、あっ！！」

　急に入り込んだ中指は私の中でバラバラな動きをみせて、最後まで言わせてもらえなかった。

　弱いところを交互に刺激される指に快楽の波が押し寄せる。

　私の胸を刺激する三浦さんの手を掴んで抵抗するけど、止めてくれる気配はなく、私は掴む手に力を入れて、背中をのけぞりイってしまった。

　私の中が三浦さんの指を締めつけながら足がびくびく痙攣する。

「はあ…っ、はあっ…」

　呼吸を整える間、三浦さんの動きが止まったのでまだ余裕があると思ったのに、指を入れたままの蜜口に顔を近づけ、すぐ上で大きくなったつぼみに舌を這わせて吸いついた。

「あああっ！あ…！だめッ、」

「ここもされた？」

　ふるふるふると一生懸命顔を横に振って否定するのに、三浦さんは信用してないのか、そこの刺激をやめてくれない。

「お、、おかしくなちゃうよ…！」

「おかしくなればいいよ。これから先も、真穂の体に触れるのは俺だけだから…」

「え…あっあっあ、ああっ、いやあ…！」

　つぼみを舌で絡め取られながら中に入れていた指を３本に増やされ、弱いところを擦られながら出し入れを繰り返される。

「イッちゃう…イッちゃうよおお…ッ！」

　次の波に備えていたのに、急に離された口を手で私はイケずに困惑した。

「…え、あッ……」

「ごめん、……もう我慢できない」

　体を起こした三浦さんに目を向けると、着ていたセーターを脱ぎすて、ジーンズのベルトを外して大きくそりかえるそれを取り出していた。

　いつも大きいと思う三浦さんのそれは、今日は余計に大きく感じた。

　三浦さんに腕を掴んで起こされ、そのまま床に足をつけた。

　困惑していると三浦さんから指示を受ける。

「真穂、テーブルに手をついてこっちに体預けれる？」

「え、うん……」

　言われたとおりにテーブルに両手を置いて三浦さんに背中を向けると、すぐに腰を掴まれ三浦さんに引き寄せられた。

　蜜口に宛てられた固く主張するそれをゆっくり上下させ、指と同じように蜜を絡めていく。

　すでにこの行為から三浦さんの固いそれを感じとって、胸が高鳴り蜜口から溢れる蜜がまた増えた。

「真穂、ごめん。本当は顔見てしたいけど、余裕なくて背中を傷つけるかもしれないから……」

「大丈夫。見えなくても、三浦さんだって分かるから、怖くないよ」

「……嫌だったらすぐ言えよ」

「うん……」

　蜜を絡めつけたそれを蜜口に当てると、ゆっくり中に押し進んでいく。

　小さな抵抗を抑え込み進むそれは、固さと熱と大きさがあり締めつける中が存在感をはっきり教えてきた。