カクテル 6
本物の愛の味
第47話
会議室に響く舌を絡めあう息が厭らしく感じるのに、もっともっとと三浦さんを求める気持ちが溢れてくる。
離された唇を寂しく感じて三浦さんを見上げれば、困った顔をして微笑んだ。
私の背中にかけられた三浦さんのライダースを後ろのテーブルに置くと、私を持ち上げテーブルに座らせるとゆっくり後ろに倒した。
「背中、痛かったらすぐ言えよ」
「……うん。でも、三浦さんなら痛くされても嬉しい」
「………」
三浦さんは何も言わない代わりに、私に優しいキスをしてくれた。
さっきまで冷たくなった体がキスだけでほてり始め、次の刺激を求めて疼いている。
ゆっくり、ゆっくりと三浦さんの手が私の胸に触れると、待ち望んだ刺激にいつも以上の声が出てしまった。
「んっ!!」
とっさに口元を両手で押さえるけど、次々与えられる刺激に声と吐息が漏れ始める。
優しくもみこみながら、私が付けられた後に上書きするように強く強く吸いつく。
キスマークの小さな痛み一つ一つも気持ちいい快感になる。
「んッ…ん、あっ……」
胸を揉まれながら主張するそれを刺激されると気持ち良さから腰が動いてしまう。
片方を三浦さんの口に含まれ、離された片手は胸の間を降りてお腹をなぞり、私の左ももの付け根を優しい手つきで上から下へとなぞっていく。
「ふう…んっんん…!!」
気持ち良さで閉じていた目を開けば、滲む視界で私を見つめる三浦さんの目線に気付いた。
咥えていた口を離して胸と足を触りながら、三浦さんの瞳は私の気持ちいところを確認している。
「三浦…さ…っ、気持ちい…っ」
私の声に嬉しそうに微笑んだのがわかった。
「真穂、足開いて」
三浦さんの左手が足の間に入り、私は素直に足を開いて三浦さんの手を誘導した。
私の蜜口は下に敷いてるライダースを濡らすほど蜜を垂らして新たな刺激を待ち望んでいた。
さっきは全然濡れなくて痛くて辛かった行為が、こんなにも違う。
私の体の素直な反応がすごく嬉しかった。
三浦さんの指が軽く上下され指に蜜を絡めると、下から主張するつぼみを軽く押し上げると、ゆっくりゆっくり人指し指を中に入れた。
「ああっ…!!」
なんの抵抗もなく奥まで進む指に、身体の奥がむずむずする感覚に腰を浮かせる。
浮いた腰で近づいた胸の頂点に三浦さんの舌が絡みつく。
「はああ…っ、んんッ」
軽く吸いあげ離れた口元は、私の様子を楽しそうに見ながら意地悪く囁いた。
「中、とろとろだよ。真穂は指、一本で足りる?」
私の弱いところを擦りながら出し入れされる指は、一本では足りないと私の中にキュウキュウ締めつけられてたい。
「たっ、足りないよ…!三浦さん…も、もっと…っ」
「……真穂、エロくなったね」
今日の三浦さんはいつも以上に楽しそうで、意地悪。
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