第32話
作法も何もかもなっていない女の子。
女の子?
あんまり変わらない?
いやでも、
綺麗な顔に幼さが残る。
王座から見る彼女は一際輝いていた。
白い肌に綺麗なブロンドのヘア。
体にフィットした水色のドレスは身体の線の細さを表している。
キョロキョロとしているのは城が初めてだからだろうか?
「父上…」
「なんだ?」
「見つけました。生涯の伴侶を」
「え…」
俺はすぐにダンスホールへおりた。
一際目立っている彼女の目は前に行く。
ーねえ、君の名前を教えて。
スッと手を出して、彼女の手をとった。
「はじめまして、プリンセス」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます