第41話

私は自分に言い聞かせていた


貴一が好き


嘘じゃない

貴一を愛してる。


彼が私を救ってくれた


私は貴一に救われた


また誰かを愛せるようになった

それは貴一がいたから。



だからこれから先も貴一といたい。




そしてみつくんへの気持ち

私はみつくんを嫌いになってはいない。


2人の宝物

あの日の喜びや悲しみ


みつくんを愛していた頃の気持ち

忘れてなんかいない。


ずっと大切な人


愛を教えてくれたみつくん





何でどちらかを選ばないといけないのだろう‥


このままでいたい。



私はやっぱり馬鹿な女だ


どちらかを選べといわれても

選べない自分がいる‥



どちらも失いたくはない

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