第40話

『貴一となに話してたの?』


「かのんは俺のこと

もう忘れたか?」


『それは好きか?って意味?』


「あぁ」


『好きだよ。


みつくんを嫌いになるわけないじゃん

今もこれからも大切な人だよ』


「大切か‥


どうやったらお前を忘れられる?


俺はもう1度

お前とやり直したい


俺はお前を心から愛してる

俺の幸せはお前といることだ」



『もっと早く気付いてほしかった‥


貴一といて幸せになれたのに

みつくんが思い出になったのに


私は前に進めたのに

やっと前に進めた‥海のことも。



私は貴一が好き

その気持ちは変わらない』

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る