第14話 『強欲』の愛犬 上

 ────『色欲』の代替器は、レタンタの森で生みだされた。

 レタンタの森に生きた、さる民族相伝の魔術刻印。それが刻まれた三枚の鏡を向き合わせ、無尽蔵に魔力を反射させる伝統工芸品。たった一つを除き、100年前の山火事で、民族もろとも残らず焼失した。残された一つは、100年以上その内部で幾何級数的に魔力を増幅させ、一級品の魔導具となった。

 相性の良い──『色欲』の罪源ならば、40年は抑え込めると推定されるが、山火事以来、未だに行方知れずのままである。

 資料も何もかもが焼失し、実態のすべてが謎に包まれたそれを、世界中のコレクターや権力者、研究者達は血眼になって探している。

 …………と、いうのが物語上の設定であるが。

 俺は、その伝統工芸品の正体が、小さな『万華鏡』であることを知っている。何ならそれが、今はペンダントに加工されていることまで知っている。

 なんせ原作者なもので。

 ただ原作者と言えど、学園に流れてくる前の在処は知らない。こういった、設定上のブラックボックス的な要素ばかりは、地道に足を使って埋めていく他無いのである。

 そういうわけで、比較的在処のはっきりとしている万年水晶の採取に行く間に、情報収集の得意なグリードに万華鏡の探索を任せていたわけだが。


「えん…えん……怖いよぉ、痛いよぅ…………」

 全身打撲と青痣だらけで、腫れてお岩さんみたいになった右目から涙を垂らす。

 鼻をつくような酒の匂いと、目に沁みる煙草の煙。霞んだ視界の中で、古い木製の椅子に腰掛けた男が、上半身を捻ってこちらを向いた。

「すまないね、圭一くん。もう少し我慢していてね」

「煩え犬だな、グリード。躾がなってねえんじゃねえのか」

「ひん……」

 優し気な男──グリードの向い席から、目に傷のある「いかにも」な強面に睨まれて縮こまる。

 腐り、ささくれ立った床に頬を擦りつけ、ベコベコのスチール皿に注がれた液体をペロペロ啜れば、そこら中から下卑た笑いが響いた。

 …………あの後、満身創痍でマーカーにたどり着いた俺が転移してきたのは、片田舎のパブだった。

 そこで待ち受けていたグリードは、満面の笑みのまま、「直接マーカー繋いじゃった」と俺を簀巻きにして転がした。

 そして、パブの店主であるという、あの怖い男と今こうしてカードゲームに興じているわけだが。

 店主が煙草をくゆらせる。薄くなった煙の向こう。店主の目は、既に自分の手札へと注がれている。

 自らから関心がそれた事に安堵しながら、俺は引き続き液体を啜る。

 流石は、ミンチ状態のグラトニーを30分ちょっとで修復したポーションと言うべきか。

 あれだけ治りの悪かった怪我が、徐々に回復していっている気がするが──。

「──ロイヤルストレートフラッシュ」

 そんな宣言に、酒場がしんと静まり返る。

 次に沸き起こった歓声と怒号に、スチール皿が飛び上がる。顔面にポーションを被ることになった俺は、本当に犬みたいにブルブル首を振る。

 真っ暗な視界の中で、「おまたせ」なんて囁きが、思わぬ至近距離で降った。

「ほぎゃー!」とひっくり返った肢体を、厚い手に支えられる。

 液体の染みる双眸をこじ開ければ、案の定、壮絶な美貌がすぐ眼前に鎮座していた。

「…………終わったんですか」

「ああ、言ったろう。『すぐ終わる』と」

「はあ……」

 縄を解かれて自由になった身体で、差し出された手を取り起き上がる。

 よろめきながら立ち上がる。

 机上に無造作に散らばったカードは、なるほど確かに、10-1がスペード一色で揃えられていた。

「…………」

「では、約束通り総取りだ。これはもらっていこう」

 そんな言葉に、視線を机上から隣の男に向ける。

 節くれだった指先が、しなやかに跳ねてはコインをピンと跳ね上げた。

 通貨ではない。表面にあしらわれた複雑な文様は、エンブレムか何かだろうかと思った。

 ここにきて、ようやっと状況が読めて来る。

 グリードは、このコインを得るために店主とのポーカーに興じていたということだろうか。

「…………縛る必要ってありましたか」

「もちろん。君は私のパートナーであれど勝負に介入してくることはない。手早く示す必要があった」

「そんな……!」

 口を開く前に、腰に回った手にグイグイと前進を促される。

「ちょっと…………」

「ちょっと…………じゃあないよ。きりきり動きたまえ、あまり時間が無いんだ」

「す、すみません?」

「そういうわけだから、オヤジ。私たちは早々にお暇するよ。次に会った時は、ボトルをかけて一勝負しよう。そうだな私は──」

「──っ!」

 言葉が途切れる。そのころには俺は、頭を抱えて蹲っていた。

 黒々とした、底の見えない銃口が俺たちを四方から取り囲んでいたからだ。

 縮こまったままブルブル震える俺に反して、グリードの佇まいは実に悠然としたものだった。

 眼前の銃口を、無感情に一瞥。そして、どこか哀愁の滲んだ視線を、正面から銃を突きつける店主へと向けて。

「──何のつもりかな」

 朴訥とした言葉は、酷く空気を冷やした。

 数人が、グリードを避けるように後退る。

 異様な光景だった。一見では、圧倒的に不利な立場にいる筈の男の一挙手一投足に、皆が怯えていた。

「…………イカサマは認められない」

「イカサマ?イカサマなんて、私は……」

「お前の手札には、9以上の数字は行かないことになっていた」

「ちょっとジョークが高度すぎるよ、オヤジ」

 眉根を寄せては、潔白を主張するように両手を上げる。

 突きつけられたそれを、玩具とすら思っていないような緊張感の無さだった。

 どこまでも飄々とした態度に、店主の表情が苛立ちに歪む。

 返事の代わりに、金具と金具の擦れ合う音が響いて。

「──それは、やめたほうがいい」

 穏やかな、諭すような声だった。

 しかし、すぅと細められた双眸は、どこまでも剣呑な光を宿していた。

 強張った表情のまま、店主が引き金にかかった指を折る。その様子に、「そう」と、何かを諦めるようにかぶりを振って。

「残念だ」

 パン、と。

 破裂音が響く。

 何が破裂したのかは分からなかった。厚い手のひらに、すんでのところで視界を覆われたからだ。

 暗い視界のなか。眉間に風穴をこさえたグリードを想像して、ただ震える。

 しかし、次に響き渡ったのは、情けない男の悲鳴だった。

「指が!俺の腕が!」

「何!?一体何が──!」

「君は見ない方が良いと思うよ」

 制止を振り切って、視界を覆う手のひらを払い除ける。

「───────っ、」

 そして、絶句する。

 店主が──屈強な男が、赤子のように泣き叫んでいた。

 そしてその右腕には、手首から先が無かった。

 歪な断面から、肉と骨が露出している。詰まった蛇口を捻ったみたいに、赤黒い血が、ゴプゴプ絶え間なく流れて。

 肉片と血飛沫の飛び散った床に、生臭い血溜まりが広がっていた。

「…………ぇ、う゛っ!」

「だから言っただろう。お子様には刺激が強すぎる」

 咄嗟に口を覆った俺の顔を、膝を折ったまま、呆れたように覗き込んでくる。その生温い空気感は、眼前の惨状に対してあまりにもアンバランスで。

 無防備に背をさすられては、促されるまま立ち上がる。

 そして、グリードが立ち上がるなり、店内は引き攣った恐怖に鎮まり返って。

「それ」

 悠然と突き出された左手に、数人の男が尻餅をついては後退りする。

 繊細な指先は、店主の首を指していた。

「そうだな。次は、それをいただこう」

「赤い……痣」

 店主の無骨な首に、赤い痣が首輪のように巻きついていた。

 そしてその意味を、俺は確かに知っている。

 臓腑が冷えるような感覚に、今度は俺がそのグリードの腕を掴もうと手を伸ばす。

 だが、それを避けるように、ごく自然な所作で左手が持ち上げられる。

 「頼みがあるんだ」と。どこまでも穏やかな言葉は、店主ではなく、室内の全員に向けられていた。

「私たちに危害を加えないこと」

「……っ、ぁ゛あ゛!?」

「無闇に騒ぎ立てないこと」

「────っ!」

「ここで見たことは、口外しないこと」

 淡々と告げられた言葉に、男たちはただ頷くことしかできない。

 何もわからないからだ。

 グリードに逆らった店主の右手が消し飛んだ。

 それ以外は、何も。

 唇の端だけで微笑しては、右目を細める。「ありがとう」と答えた声音に何故か、刃先で頬を撫でられたような錯覚を覚えた。

「今度こそ、私たちはお暇するよ」

 腰に回された手に促されるまま、歩みを進める。

 行手を阻んでいた男たちが、割れた海よろしく道を開けて。

 店の敷居を跨ぐと同時に、「そうそう」とグリードは振り返った。

「約束は守るべきだ」

 ────さもないと、痛い目を見る。

 低く落とされた言葉に、扉の脇の男が尻餅をつくのが見えた。

 

 


 めいいっぱい息を吸い込めば、煙に濁った肺が丸洗いされるみたいだった。

 冷えた夜の空気は澄んでいる。

 全身の鈍痛を誤魔化すように、深く呼吸をしては足を引き摺りながら歩く。

 眼前でゆらゆら揺れる、瀟洒なケープコートと深い藍髪をボンヤリと眺めて。

「順に説明しよう」

 そんな言葉に、肩が揺れる。半身で振り返っては、気遣わし気な笑みで足を止めた。

 慌てて歩を速めると、俺が追いつくのを待って、「歩きながらになって申し訳ないけれど」と口を開く。

「まず件のペンダントは、アマン氏の元にあった」

「アマン氏」

「裏社会のビッグネームだ。狡猾で、性悪で、キラキラ光る金目の物が大好きな──凶暴なムール鳥みたいな男だよ」

 穏やかに話す男の横顔は、どこか苦々しい。

 その表情だけで、その『アマン氏』がかなりの曲者であることは察せられる。

 清らかな空気感に反して、また胸中に思い濁りが沈殿するようで。

「そのアマン氏から、どうにかしてペンダントを頂かなきゃならない?」

 俺の問いに、「それならまだ良かった」と、どろりとした疲弊顔で答える。

 首を傾げれば、グリードは返事の代わりに掘っ立て小屋の戸を引いた。

 敷居を跨ぐのを躊躇えば、問答無用で屋内に引き摺り込まれる。

 また無造作に戸を閉めて、一本道を進むように閑散とした室内を土足で闊歩する。

 埃臭くはあるが、人の生活の形跡がある。そして恐らく、グリードはこの家の住民ではない。

 未だ温もりを残す暖炉を渋い顔で一瞥すれば、庭に続く戸を開きながら、俺の手首を解放した。

「アマン氏は、つい先日ご逝去した」

「は?」

「そして彼は、自らの愛する『子供たち』──舎弟たちのうち、最も相応しい者に、全財産を相続すると遺言を残した」

 言いながら、ぴ、と人指し指と中指を立てて見せる。先刻まで、俺の手首を掴んでいた方の手だ。

 何かを握っている感触は無かったのに、指先には、店主からぶんどったコインが挟まれていた。

「これは、アマン氏の『子供たち』である証」

「ああ…………」

「ああいう連中ほど、絆だとか恩義だとかを必要以上に重んじるものだけれど──」

「…………」

「あの酒場のオヤジは、絆よりも賭け事が好きみたいだから」

 話は大方見えてきた。

 ペンダントの相続権を得るために、グリードはあのコインを欲したのだろう。

 ならば次は、相続人の面々からどうペンダントを勝ち取るかという話になってくるが──。

「ここまでで、何か質問は?」

 そんな言葉に、思考を中断する。

 荒れ果てた庭を一瞥しては、逡巡して。

「どうやったんですか」

 結局、俺の口から出たのは一番気になっていたことだった。

 拍子抜けしたように、「へ?」と聞き返される。

 何だその顔。間抜けではあるが、別に意外な質問ではないだろ。

「だから」とでた声は、若干上擦っていた。

「したでしょう。イカサマ」

「…………」

「あれ、どうやったんです」

 あの時、一瞬だけ、こちらからグリードの手札が見えた。

 店主の言うとおり、間違ってもロイヤルストレートフラッシュを作れるような手札ではなかった。

 考えられるのは、男の注意が逸れた瞬間にカードを入れ替えたという可能性だが。

 あの一瞬の時間で、全ての手札を入れ替えらえられる物だろうか。

「…………ふ」

 そして、そんな笑み声に視線を上げる。

 グリードが、笑みを押し殺すように口元を覆っていたからだ。

「なんで笑うんですか!」

「ふふ……いや、失敬。こう、ここまで聞いて、一番にでる質問がまさかそれだとは…………」

「わ…………」

「拗ねないで、悪かったよ。当然の疑問だ、うん」

 カッと顔面に熱が集まる。

 やっぱりこいつ、罪源者だ。完全に馬鹿にしている、性格が歪んでやがる。

 口を開こうとしたところで、足を止める。グリードが立ち止まったからだ。

 井戸を示して、こちらを振り返る。

 ところどころ苔の蒸した石の井戸は、年季を感じさせるつくりをしていた。

「私はスペードのキング」

「はい?」

「君はジャックだ」

 頭上に疑問符を並べる俺に、こいこいと手招きする。

 満面の笑みが気持ち悪かった。

 少し迷って、グリードの隣に並び立つ。

「では、疑問にお答えしよう。圭一くん」

「…………?」

「すべての答えは、この中にある」

 背に添えられた手に促されるまま、井戸の中を覗き込む。

 目を凝らして、底の見えない深淵を睨めつける。水が腐ったような、泥臭い匂いがした。

「何も見えませんけど」

「本当に?もっとよく見たまえ」

「ええ?」

「そうそう、こう、もっと身を乗り出して……良い調子だよ!」

「だから何も……」

 どん、と。

 背に軽い衝撃が走る。

 そして、次の瞬間に襲ってきたのは浮遊感。

 心地の良い物ではない。臓腑が裏返って、口からとびでるような凄まじいやつだ。

 俺は、頭から井戸の底に吸い込まれていた。

 ──諮ったな、噓つき野郎め!

 そう言った類の罵言を叫んだ気がしたけど、ゴウゴウと風が吹きつけて来る音しか聞こえなかった。

 


 

「たすけて……たすけて…………」

「圭一くん、圭一くん。泣かないでおくれ。どうか元気を取り戻して」

「ヴーーーッ、ワンワン!」

「ほら、見て。小鳥さんがいるよ」

「触˝る˝な˝ーーーーッ!ア˝ーッ!殺˝ざれ˝る˝ーーーーー!」

 頭を抱えてのたうち回れば、背後で辟易したような溜息が降る。

 バタバタと耳元で小鳥が飛び去る音を聞きながら、鼻を啜った。

 先刻、この鬼畜外道野郎の巧みな口車に載せられた俺は、気付けば乾いた地面の上に転がっていた。

 そして地面に書かれた文様は、落書きのようでいて実のところ魔術刻印で。

 グリードの十八番である、転移魔法だった。

 体感するのは三度目なので、説明されずとも分かった。

「圭一くん、見てごらん。毒カマキリの交尾」

「え…………」

 絶妙に気になる誘い文句に、顔を上げる。

 決まりの悪そうな表情をした美丈夫が、こちらを覗き込んでいた。

 そして、決まりの悪そうな表情のまま差し出された手のひらの上では、本当にパステルカラーのカマキリが交尾をしていた。

「わぁ…………」

「悪かったよ。悪ふざけが過ぎた」

 神妙な謝罪に、少しだけ冷静になる。

 元はと言えば、こちらは協力してもらっている身なのだ。

 多少信頼関係の構築に難はあれど、彼が代替器集めに尽力してくれた事実に変わりはない。

「…………転移魔法」

「へ」

 言えば、グリードはまた目を丸くする。

「転移魔法を使って、一瞬でカードを入れ替えたんですね」

 転移魔法については、理論だけは理解している。

 専用の魔術刻印をマーカーとして、2カ所に設置。そこに同程度の魔力含有量の物質を乗せ、入れ替える。

 主として、郵便局や運送会社で利用される魔術だった。

 術の高度さはもとより、本来専用の機器で行われる魔力量の計測を目視で行うなど、常人にはまず不可能である。

 ゆえに、転移魔法が個人単位で行使されることはまず有り得ない。

 「その通り」なんて。

 袖口からカードをバラバラ出しながら微笑む男に、じんわりと嫌な汗が滲んだ。

「この程度の入れ替えならば、わざわざマーカーを引く必要は無いのだけれどねぇ。如何せん、人はそうもいかなくて」

「……充分人間業じゃないと思いますけど……」

「うふふ。照れちゃうよ」

「というか。俺はともかくとして、グリードさんはどうやって飛んでるんです」

 罪源者の魔力量と対等な触媒など、まず思い当たらない。

 顎を指先で擦れば、不思議な色彩の瞳が2、3度瞬く。

 毒カマキリを野に放して、ぐ、と右手を握りこんで。

「目˝ェ…………っ⁈」

 目だった。

 ニコニコ顔で眼球を差し出されてしまった。

「な、何?!目?目!!」

「そう、グラトニーくんのね。それも魔力をギュッと濃縮した特別製なので、君なら30回は転移させられる」

「で、でもでもでもでも。目、メ…………ッ⁉」

「あともう2つあるよ」

「目は2つですが?!」

「?目なんていくらでも生えて来るでしょ?」

 そ、そうかな。そうなのか?そんなことは無いと思うけれど。

 無駄に自信満々なせいで、こちらがおかしいことを言っているような気になってくる。絶対にそんなことはないのに。

 そして、釈然としない表情の俺を置き去りに、パンパンと手を鳴らす。

「さあ、茶番はこれくらいに。そろそろ立ちたまえよ」

「ええ…………」

「いつまで弱ったふりをしているつもりだい。なけなしの特性ポーションをあげたんだ。逆立ちで森を一周するくらいの気概は見せてくれないと」

 …………弱った『ふり』とかではない。断じて。

 抗議の意を込めてグリードを見上げれば、やはり、その双眸は美しい弧を描いていていて。

 グイグイと腕を引かれるまま、重い腰を上げる。

 草むらで、雌カマキリが雄カマキリを捕食し始めたのが見えて、少しゲンナリした。


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