期末テストと今古賀さんと大海君
期末テスト
ここでの成績と中間テストの成績
そして普段の授業態度と提出物による内申点
それらの合計点によって赤点かどうか決まる
僕らや相葉は余裕と言っていい。
ちゃんとしてるから
問題は遊助だ。
中間で壊滅的だったからだ
内申点はあるだろうけど、それでも点数が低すぎると赤点になる。
てことで猛勉強させられていた。
流石にゲームのやりすぎと怒られて、ゲームに制限時間を設けられてたらしい。
しかも一番重要なところで止めるって言う
ある意味一番されたくない所で終わらせ方で。
遊助と相葉と僕と雫で付きっ切りで遊助の勉強に付き合った。
友人が留年とか洒落にならないし
「悪い、変な事に付き合わせて」
「教えるのに言語化しなきゃいけないから、ある意味勉強になってるから平気」
そう言って分からない所を相葉が率先して教えて言ってる。
僕らも遊助に教えてはいるが
分からない所がでてきたら僕らも相葉に教えを乞うてる。
「雫はどう?」
「英語・・・」
「あー・・・」
英語は綴りとかで色々変わるから中々に難しい
数学は応用などが分かればあっという間らしいが
それが中々覚えられない。
それでも頑張るだけ頑張って期末テストの勉強を終わらせテストを終わらせた。
そしてテスト返却日
「ありがとう・・・ただただありがとう・・・!」
そう言ってテストの点数を見せてもらった。
平均60点
中間を思えばよくやったと言っていいだろうこれは
「これに懲りたらちゃんと勉強なさい」
「はい、相葉様!」
現金な奴なんだから、と呆れながら相葉は言っていた。
「大海君はどうなったんだろうね」
「あれから音沙汰ないもんね」
僕と雫は二人で公園にいる
単純に気分転換に公園で散歩しないっていう散歩デートという奴だ。
ただそれも、12月ともう冬で17時でもだいぶ暗くなるようになった。
「送るよ」
「ありがとう、寒いから抱き着くね」
「遠慮無いね・・・」
問答無用とばかりに抱き着いて僕を暖代わりにする雫。
甘えん坊だなーっと呑気に考えていたら。
「お前の声で言え!」
「え、この声って!?」
「大海君だ!」
大声の主、大海君の発した所に急いで向かう
大海君と今古賀さん、もしかして亀裂が入った・・・!?
なんて、思ったが杞憂に終わった。
大海君と今古賀さんがお互いを抱きしめ合ってる姿を確認できたから
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