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翌日、圭子さんに父が仕事で日本を離れる事を伝え、一度挨拶にうかがいたい事を伝えた。


「明日なら私は夜予定ないけど、お父さんは大丈夫かしら?」


「連絡しておきます」


「このまま家に居てくれると、私は嬉しいわ。娘が出来たみたいで嬉しいのよ、もう少し時間がとれたら、一緒にしたい事もあるし、行きたい場所もあるのに…年内は厳しいから…時間が出来たら一緒に付き合ってくれる?」


「はい!ぜひ。……母が病気がちだったから、そんなに出掛ける事も出来なかったですし、小さい頃に亡くなったので…圭子さんがお母さんだったら…って、あの、すみません。失礼な事言って…」


「あら、何であやまるの?私は嬉しいのよ。亡くなったお母様には申し訳ないけれど、今こうしていられる事に感謝しなくちゃ」

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