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「ふざけるな!」
中の様子はわからないけれど、何故そんなにも…
「ダメな理由は何?、そこまで兄さんに干渉される覚えはない」
「雅人知ってて言ってるのか…」
「知ってるよ、だから?それが付き合っちゃいけない理由になるの?…兄さんの妹だから?」
えっ?
妹?
一秒がものすごく長く感じられた。
リビングらしき部屋から出てきたその人は、私を見て、一瞬はっとしたが、直ぐに不機嫌な状態に戻り、睨み付けるとその場から立ち去ってしまった。
動けずにいた私は、その後出てきた荻野先輩に、杉本の家まで送ってもらう事になった。
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