そのまま送迎車に乗せられ、何故か今荻野の家の前に居る。

「どうぞ」

ゆっくり話がしたいと言われたが、まさか家…

門構えからして他とは違う。

敷地の中の建物はお城ではないのか？と、思わせる洋風な門構えだった。

洋風の建物の煙突らしき物が見えては居たが、暖炉があるのか…

車止めから家の入口へと向かうが、客人でなければ、車庫から直ぐに入れそうな入口も見えてはいる。

案内されるがまま、玄関と言うには申し訳ない入口を入り、中へと…

ひとたび足を踏み入れれば、豪華な天井に

思わず

「凄い…」

テレビや映画などで見るシャンデリアが天井からさげられ、どこまで土足で良いのか…

どうやら、ここはまだ玄関ホールと言ったところだ。

少しの段差があり、一段高くなっている部分には、高級そうな絨毯が敷かれてある。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい