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お腹が空いて目が覚めると、意外にとは言えないが、上半身ガッチリとした男が優希にしがみつく様に寝ているではないか。
勿論お互いに何も身に付けてなどいない。
優希の体もホルモン注射さえしていなければ、わりとガッチリとしていたのだが…
少しだけ女性らしいフォルムが出ている。
特に上半身よりも下半身と言ったところだろう。
整っている望の顔をまじまじと見ていると
「なに…みてんだ」
目は開けてはいないのに、わかるものなのか?
頬に触れていた手を、ビックリして引っ込め様としたら、優希の体に絡んでいた手が、優希の手を捕らえ
「まだご不満?」
「そうじゃないわ…」
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