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「あんたに言った所で、探し出せるかどうかだ…」
バカにされたような物言いに、カチンと来た優希であった。
そんなやり取りが、起き抜けの優希と、何処から入ったのか、どうしてここに居るのか、獲たいの知れぬ人物、望月望のやりとりであった。
「で、何時まで居るきなの?」
「そう言われてもね…」
本当にこの望と言う人物は何者なのか…
「ねぇ、あなた仕事は?」
「あ?俺…ある御屋敷のボディーガードみたいなもんだな」
これが本当かどうかなど、優希にはどうでも良い事ではあるが、見た目は好みなのだから、そうそう邪険には出来ないのだ。
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