第60話  良い知らせ

再びユウイチは、「あの、システナリア社の内部心理科の者ですが、腕時計と携帯が見つかりまして、お電話いたしました」とトオルに電話をした。

トオルが「ありがとうございます。僕は携帯と腕時計が見つからないので、又新しく買おうと思って居ました」と焦って話をした。

ユウイチは「良かったですね。今から携帯と腕時計を此方から私に行きたいのですが、よろしいでしょうか?」とトオルに尋ねた。

トオルが「あ、はい。良いですよ」とユウイチの返事に答えた。

ユウイチは車に乗って、トオルの家まで向かい、腕時計と携帯を渡した。

ユウイチが「お待たせしました。こちらで本日のご依頼は完了と言う事でよろしいでしょうか?」と会社のハンコをチラシに押してトオルに渡した。

トオルが「本日は、ありがとうございました。お世話になりました」と感謝をしていた。

トオルは「ほんの気持ちです。受け取って下さい」と煎餅の缶のお茶を差し入れした。

そうしてユウイチは「ありがとうございます。また、宜しくお願い致します」と深々とお辞儀をして会社のシステナリア社へと車を走らせた。

ユウイチは「ただいま」と帰って来た頃には、置手紙に一言「お疲れ様」と書いて有った。

ユウイチはメモに「ありがとう。お疲れ様」と嬉し涙を流していた。

そして、ユウイチとチナツとマナエは、穏やかに眠りに就いた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る