第50話 仕事
ミツヒロの携帯がプルプルとなって「はい、ミツヒロです。どちら様でしょうか?」と電話に出た。
電話口から「私は、システナリア社の5代目になります。後藤です。ミツヒロ様でございますか?」とミツヒロに電話で尋ねた。
ミツヒロが「はい、そうです。どうかなさったのですか?」と後藤に聞き返した。
後藤が「非常に申し上げにくい事なのですが、こちらのシステナリア社の内部心理科で働いていただきたいのですが、どうでしょうか?」と仕事の提案をして来た。
ミツヒロが「分かりました。こちらで話を聞いたところ、俺が働いても良いと言う事なので、何時そちらに向かえばいいですか?」と後藤に聞き返した。
後藤が「そうですね。それならば、今日は遅いので、明日早速来て頂けませんか?」と話がトントン拍子に進んだ。
マリアがミツヒロに「さっきの電話は誰だったの?」と電話の相手を聞いた。
ミツヒロが「あぁ、さっきは内部心理科のシステナリア社って会社の社長さんで、明日早速行く事になったのさ」とマリアに話を始めた。
マリアが「まぁ、そうだったの。大変そうだけど、頑張って来てね」とミツヒロの話を真剣に聞いていた。
その後に「ただいま」とカゲハが玄関から靴を脱いで家に入って来た。
カゲハは、まるでボケーッとしていてろくに食事も喉を通らないほどに、すぐに「ご馳走様でした」と言って2階へ行ってしまった。
次の日ミツヒロは、仕事に行く為にスーツやシャツズボンを新調して仕事に向かった。
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