第42話 それぞれの想い
ヤヨイが「ハナ、今何をして居るの?」と自室の部屋のドアを叩いた。
ハナは「私、今、標本をつくっているの。いつか、展覧会に出したいなって思って居るの」とヤヨイに話を始めた。
ヤヨイは「良いじゃない。きっと今よりハナの世界が広がって行くわね」とハナに対して楽しそうに話をして居た。
そんなハナも標本をつくる仲間の集まりに行って、シュウジが「これ、綺麗だな?こんなに綺麗に標本をつくる奴初めて見たわ」と指を差して話し掛けた。
ハナも「そうでしょう?私も、自分で作りながら標本を綺麗に飾る事だけを考えて作ったの」と気の合う二人は、いつまでも末永く幸せに暮らした。
ヤヨイは、美容の専門学校に行って、顔を綺麗にしていて、他の人の髪形をチョキチョキと髪切りバサミで髪の毛を切って、シャンプーをして髪の毛を洗い流していた。
チサが「最近、ヤヨイも綺麗になったわね?何か有ったの?」とヤヨイに声を掛けた。
ヤヨイは「お母さん、最近、中々美容の勉強も難しくて挫折も多かったけど、勉強を教え合う仲間と知り合って好きな人が出来たよ」とチサの返事に答えた。
チサが「それは誰なの?お母さん達にも紹介して」と聞くと、ヤヨイが「トモアキさんだよ」とチサに返事を返した。
ヤヨイは、トモアキと仕事をして居ての差で仕事に対してのパートナーとしても、プライベートの事についても息のぴったり合う人が居ない中で、トモアキと知り合うことが出来たのだ。
そんな仕事のできるトモアキを、ベストパートナーとしてヤヨイは一目置いていた。
そして、ヤヨイとトモアキも皆に祝福されながら幸せになって行った。
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