第18話   ショウタ

サナギが「ショウタ。おはよう」とそこには大きくなったショウタが居た。

ショウタが「んあ?おはよう」とサナギに挨拶を返した。

ショウタは横に少し長く後ろはさっぱりと首の後ろで揃えてある髪形をして居た。

ショウタが「何だよ。朝から騒々しいな」とベッドから飛び起きて、朝ご飯を食べに歩いて来た。

サナギが「今日から僕の働いていた職場で、ショウタが引き継いで仕事をしてくれるってさ」と嬉しそうにショウタの背中を叩いた。

ショウタが「誰がそんな事を言ったよ。でも、しょうがないか。元々父さんの仕事を引き継ぐ気ではあったからね」とサナギを見て話し始めた。

恵子が「偉いわね?あなたが大きくなって、お父さんの仕事(システナリア社の内部心理科)で働く事になったのだから」と我が身のように嬉しく感じていた。

そして会社に向かうとショウタが「俺は、サナギと恵子の息子でショウタと言います。これから、何も分からない事が沢山あるかと思いますが、宜しくお願い致します」と深々とお辞儀をした。

社長が「ショウタ君、今後ともよろしく」と笑顔で手を上げた。

システナリア社の内部心理科で働く事となった、ショウタはコーヒーを入れた。

チャポンとコーヒーの中にミルクを入れて、飲んでいた。

何やらプルルと言う電話の音が鳴り「はい、こんにちは。私は今回初めて、システナリア社の内部心理科を担当させていただきます。ショウタと申します。よろしくお願いいたします」と電話に出た。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る