第15話 仕事復帰
恵子が「おはよう」とサナギに挨拶をした。
サナギが「おはよう。今日は寒いね」と恵子に返事を返し、緑のダウンコートを着ていた。
仕事場の社長から電話があり、サナギが電話に出ると「あぁ、サナギ君。仕事復帰をしてくれると言う事で、おめでとう。これからまた仕事を頑張ってくれたまえ」と大きな声でサナギを迎えてくれた。
サナギは「ありがとうございます。これも、一重に皆様の応援のおかげでもあります。早速ですが、本日も仕事を頑張らせていただきます」と電話口で社長に話をした。
その後、電話を切って、洋服を着替えて綺麗に磨いた靴を履いて家を出て行った。
会社に向かって、専門の書斎に入り、インターネットで依頼人を募った。
サナギが「コーヒーでも飲むか?」とコーヒーカップを取り、ポットからお湯を出した。
プーンと香る、コーヒーの匂いにサナギは今までのショウタのお世話をして居た疲れがフッと消える様な気がして居た。
プルルンと言う電話の音でサナギが「はい、こちらシステナリア社の内部心理科です。ご依頼でしょうか?」と電話を取った。
電話口でカナエが「あの、私、カナエです。ご依頼なんですが、今大丈夫でしょうか?」と少し年を召した老婦人から電話があった。
サナギが「今回、どんなご依頼でしょうか?」とカナエに尋ねた。
カナエが「昔亡くなった、夫との思い出の品の指輪が無いので、探して頂けませんでしょうか?」とサナギに依頼を頼んだ。
サナギが「品物が小さいので、少々お時間いただきますが、大丈夫でしょうか?」とカナエに尋ねた。
カナエが「大丈夫です。ぜひ、お願いします」とサナギと話をして電話を切った。
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