トマトくん!魔法学校に行く。
@Kantack
第1話
トマント王国の朝は早い。
「よいしょっと!」
トマント王国には、人間とドワーフが住んでいた。
その王国の王の名は、ドルマン。
お金大好きマンの王はトマトを収穫して
お金を稼ぎまくっていた。
「トマトを収穫しまくれぇ」
そんなある日。
「ん?なんだ。このトマト…他のトマトよりツルツルでキラキラしてて美味しそう…ごくり」
ヨダレが出てきた女性。
「僕を食べるなぁぁぁ!」
「うわぁぁぁ」驚いておしりから転ぶ。
なんだ!このキラキラした目に可愛い口は!
それに…トマトが喋った?
考え事をしているとトマトが話しかけてくる。
「あなたは、誰?」
いやお前が誰だよ。と心の中で思うが
「私の名前は、ミランよ。あなたはトマト?なぜトマトが喋っているの?」
「分からない…でも、動けたんだ!意識はあったんだけど動けなくてどうしようって悩んでたんだけど僕の願いが叶ったらしい!」
「なぜ喋れるの?」
「それはね!あなた達の声を聞いて学んだんだ!動き方も学んだけど僕はどうやら跳ねるらしい。」
すごいと興味津々の、ミラン。
「そっか。他の人に見つかる前に家に連れていくね。」
「うむ!お願いする。」
偉そうなトマトくんは、家に連れていかれる。
「あなたは何を食べるの?」
そう聞かれるとトマトくんは
「僕は、トマトスープだよ!それにパンをくれ」
「え?トマトなのにトマトスープ?」
「もちろんだよ!体に取り込んで強くなるんだ!」
「そっか作っていくね!」
トマトを潰して水を鍋に入れて温めてスープを作る。そしたらパンをナイフで切って机に出す。
作ってる間もトマトくんはにっこり笑っていた。
(サイコパスかよ…)
「できたよ!美味しく食べてね!」
「ありがとう!じゃあ、いただく!」
どう食べるのだろうか…
「?!」
魔法を使い一瞬、スープとパンがなくなった…
実は、このトマトくん。魔力が1500あり
めっちゃくちゃ強い。
トマントの王ですら、500で
悪魔も1000くらいなのにチート級。
この時のトマトくんは、知らなかったのであった。
食べたあとは眠りにつきぐっすりと眠るのであった…
それから5日立つ。
ミランは、畑に行ってるし家を捜索するトマトくん
「へぇ、上もあるんだぁ。」
興味津々で上の階段を上る。
ぽよーん。ぷに。ぽよーん。ぷに。ぽよーん。ぷに。
上には、ふたつの部屋がありドアをひとつ開けた。
どうやらミランが寝てる部屋だった。
もうひとつを開けてみる。
「本棚だぁぁぁぁぁ!おおおおお」
本棚をいじっているとひとつの本が落ちてくる。
「葉薬学?」
開いてみると、分からない文字と絵が書いてあった。これは、葉っぱ?
トマトくん!魔法学校に行く。 @Kantack
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます