第二章 薫 第3話

 説明した滝がもう一枚を机に置いた。


 **


『 薫へ


 久しぶり、高二でクラスメイトだった安西夕羽です。

 突然連絡してびっくりしたかもしれない、ごめん。

 連絡先がわからなくて、何人かに声をかけて繋げてもらった。ちょっと急いでいて、実家に帰る余裕もなくて。

 相談できる人が薫くらいしか思いつかなかった。

 高二のスキー教室で、後輩たちと肝試しした時があったよね。

 覚えてるかな?

 あの時、薫は私に家の仕事について教えてくれた。実家が旅館を経営していて、神社も併設してるって。お父さんは神社の神主さん?お母さんは旅館を経営している。ちょっと特殊なお家だって。

 薫はあまり話したくなかったかもしれないけど、今は教えてくれてよかったと思う。


 実は、四カ月前にマンションに引っ越したんだけど、そ●部屋が変なの

 初めは●し部屋が重苦しくて●痛が急にひどくなって、引っ越した●かり●から慣れてな●と思って

 でも違っ●

 引っ越してから、変なことが起こるの


 それをど●●明したら●●●

 白●●女が追●●けてくる

 白●●の鱗を持った●女が岩壁に囲まれた場●に閉じ込められて●●のに、●てこよ●として●●夢を見る


 ●近●怖くて部屋に帰れな●

 部屋から離れたら少しはマシになったけど、ま●追●●けて来る●がわかる

 ぐるぐると私を●●●●る

 ど●●たら●●かわからな●


 お●●とかしたら●●のかな

 それとも部屋をど●●かすれ●●●

 薫の家は神社●から、こう●●●●●て受けたことある●●私●どこに相●●たら●●のかもわからな●

 作り話みたい●よ●。私も、人から聞いたら信じられるかわからな●

 でも本●なの


 ●●話がしたい

 ど●●お願い。●絡ください


 夕羽 』


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