第二章 薫 第3話
説明した滝がもう一枚を机に置いた。
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『 薫へ
久しぶり、高二でクラスメイトだった安西夕羽です。
突然連絡してびっくりしたかもしれない、ごめん。
連絡先がわからなくて、何人かに声をかけて繋げてもらった。ちょっと急いでいて、実家に帰る余裕もなくて。
相談できる人が薫くらいしか思いつかなかった。
高二のスキー教室で、後輩たちと肝試しした時があったよね。
覚えてるかな?
あの時、薫は私に家の仕事について教えてくれた。実家が旅館を経営していて、神社も併設してるって。お父さんは神社の神主さん?お母さんは旅館を経営している。ちょっと特殊なお家だって。
薫はあまり話したくなかったかもしれないけど、今は教えてくれてよかったと思う。
実は、四カ月前にマンションに引っ越したんだけど、そ●部屋が変なの
初めは●し部屋が重苦しくて●痛が急にひどくなって、引っ越した●かり●から慣れてな●と思って
でも違っ●
引っ越してから、変なことが起こるの
それをど●●明したら●●●
白●●女が追●●けてくる
白●●の鱗を持った●女が岩壁に囲まれた場●に閉じ込められて●●のに、●てこよ●として●●夢を見る
●近●怖くて部屋に帰れな●
部屋から離れたら少しはマシになったけど、ま●追●●けて来る●がわかる
ぐるぐると私を●●●●る
ど●●たら●●かわからな●
お●●とかしたら●●のかな
それとも部屋をど●●かすれ●●●
薫の家は神社●から、こう●●●●●て受けたことある●●私●どこに相●●たら●●のかもわからな●
作り話みたい●よ●。私も、人から聞いたら信じられるかわからな●
でも本●なの
●●話がしたい
ど●●お願い。●絡ください
夕羽 』
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