第28話
「どうも、初めまして。高村(コウムラ)です。
今日から、桜さんのカウンセリングの担当になります。
よろしくお願いします」
優衣は呼吸するものの、倒れそうになる。
なぜなら、優衣の担当となったカウンセラーは、平日のバスでいつも見つめていた¨あの人=カイト¨だったのだから。
優衣の目の前に、ずっと憧れていた¨カイト¨がいる。
こんなに近くにカイトがいる。
その憧れのカイトがこれから、自分の担当のカウンセラーになると言っている。
優衣が倒れそうになるのは当然の事だった。
倒れないのが不思議なくらいだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます