第2話
少し前にゆきえに、私の好きな人のことを話した。
そしたらゆきえは大爆笑。
私たちの仲は今、険悪になっている。
付き合うと言ったときには、どんな相手でも応援するよなんて調子のよいことを言っていたのに。今では私が好きな人を、なおみや櫻子たちと一緒になって貶しているので、人とはわかんないものだ。
水槽を抱えて少し歩いてから、いきつけの喫茶店に入った。小さなアクアリウムと一緒になったところで、私たちのことも変な目で見ずに、席をふたつ用意してくれた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます