概要に引かれて読みました。
生まれ変わった四人の語り。
最後に明かされる、村全滅の真実と今の状態。
最後まで緊張感を持ちながら飽きずに読める、いい作品だと思います。
その質問に、答えられる人はいただろうか。
現在の名前は何と言って、どこに住んでいて、お父さんやお母さんはいるのかと。
↑
彼女たちは『設定』を与えられて、ミニチュア内にいるのかと思いました。
あまり細かくはないのか、質問すれば剥がれてしまうような薄い設定を。
あるいは、この一日を過ごすためだけの設定を。(繰り返している?)
まるで、人形のような役割を。
人形遊びのように。
拙い考察、失礼いたしました。
楽しかったです。どうもありがとうございます。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。
彼女たちの現在に関しては、ご考察の通りです。
本当に人形遊びのレベルの薄い設定が与えられ、あとは生前の記憶と擦り合わされている感じですね。
楽しかったと言って頂けて、とても嬉しいです。
編集済
コメント、お邪魔します。
つまりここにいる人は全員、喜美子お姉ちゃんの、ミニチュアの村の中に入れられてしまったのですね。
人形遊びが大好きで、いわば、趣味が高じてこんなことができるようになったのかも。
ミニチュアの村の中に、死んだ村人は全員いるのかしら、それとも、気に入った人だけ入れているのかしら。
空から覗き込む顔に他の子は気づいてないみたいですね。
興味深い、怖い話でした。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。更には素敵なレビューまで頂き、心から感謝です!
生まれ変わって安全な立場から過去を振り返ってる…と見せかけて、「逃げ場のない悪夢ど真ん中だった」というのが書きたくて書いた作品でした。
怖い話と言って頂けて感激です。
多分捕まっているのは命を奪う時に「質問」された村人だけと思いますが、「上」からの顔に気づかないでいられるのが唯一の救いですね。
凄い「世界観」ですね(●´ω`●)
見方によっては、ミニチュア「じゃない」とも考えられたり(●´ω`●)
閉じ込められた「あの世」
個人が作った「異世界」
吸収された「脳内」
などなど
もしくは・・・人格・・・・・・??
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
この話、色々と解釈できそうですね。喜美子お姉ちゃんの頭の中に複製された人格とか、たしかに可能性としてありそうです。
どのみち脱出は不可能そうですね。