第十章 ~ 闇の子 ~
第43話
『ホントの強さってネ、自分が好きであるコトなのよ』
「じゃ、ワタシは強くなれたの?」
『さぁネ』
いつもどぉりで、自然と笑みが零れた
あの刻と何も変わらナイ少女
態度まで一緒だ
『ワタシに逢えてウレシイの?』
彼女は不思議そぉに観てきた
まるで幼い少女なのにコトバはしっかりしていて
ワタシの弱さとは想えナイ・・・
逆に強さにも想える・・・
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