第九章    ~ 解 ~

第42話

『多分、封印を解いたからじゃナイ?』


あの本に書くコトが、封印を解く鍵だなんて・・・


信じられナイ・・・


ワタシも戸惑うしかナイ・・・


封印は解いてしまう上、弱さを司るなんて・・・


「でも逢えて、シアワセよ」


ワタシのこのコトバに、彼女は驚いた・・・


『貴方、自分が好き?』


イキナリの問いにビックリした


「えぇ・・・ 好きよ」


『ならば大丈夫かしら?』


また謎が増えた・・・

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