第四章    ~ 言の羽 ~

第37話

『ワタシに逢いたかったって何故?』


当たり前の返事だった


『まぁ イイわ』


あの微笑に戻った


『先を描きたかったって、どぉして?』


「貴方に逢って一体になるためよ」


そのコトバを聴くと


納得したのか


優しく微笑んできた・・・


『実はあれで終わりだったのに・・・』


『そんなに一体になりたいのネ・・・』

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